2023年3月　Lebkuchen

Albemarleのドイツの拠点はフランクフルトですが、ランゲルスハイム（Langelsheim）にも工場があります。その工場ではリチウムスペシャリティー製品を生産しています。

私は友達の結婚式の際、フランクフルトのオフィスには訪問しましたが、工場には（憧れはあるが）行ったことはない。

ランゲルスハイムを訪れた某営業社員が、マジパン入りのシュトーレンを買ってきてくれた。久しぶりの美味しさに感動！そして何故かレープクーヘンが無性に食べたくなった。

レープクーヘンとは、ドイツ中心に作られているクリスマスのお菓子である。シナモン、アニスやグローブのスパイス、オレンジ・レモンの皮やナッツ類、時によってチョコレートコーティングされている。まさにThe クリスマスの匂いなのだ。

レープクーヘンを名乗るための基準は法律で定められており、配合のうち25%のアーモンド、もしくはほかのナッツ類が含まれていることが条件となる。
でんぷんの割合が10%以下の場合は、食料品及び日用品の品質に関する法律 （略称：LMBG）に基づいて「エリーゼンレープクーヘン」と称号される。ビールの法律があるのは知っていたが、まさかここまでとは！さすがドイツだと思う。

早速売っているところを探してみてもなかなか見つからないので取り寄せることにした。ドレスデンのシュトーレンとチョコレートコーティングの星形レープクーヘンと初体験のエリーゼンレープクーヘンを頼んだ。

待つこと1週間。

ようやく届いた。段ボールを開けるとクリスマスの匂いがした。

早速食べ比べをしてみた。

エリーゼンレープクーヘンの方がナッツがたっぷり入っていて濃厚！

一方、星形レープクーヘンもチョコレートのコーティングがされていて美味しい！

あとから聞いた話では、輸入食材のお店でも購入できるそうなので、今年のクリスマスシーズンにスパイスが苦手でなかったら是非試してみては？

2023年3月　NS