2023年8月 来日して驚いたこと
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- 2022年4月 赤いプリーツスカートの刹那的誘惑がウクライナ紛争を導く
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早いもので、来日して13年が経とうとしています。国も違えば、文化や習慣が異なるのは当たり前なのですが、母国には無く、或いは形が異なることに驚いたことがあります。そのいくつかをご紹介したいと思います。
飲食店で無料のお水とおしぼりが出る
来日して翌日のこと。ホテル周辺のお店にランチに行きました。メニューを見ている間にお水とおしぼりが置かれていたことに気づき、頼んでいないから要らないとお水とおしぼりを返しました。すると店長に「これは無料のサービスですよ」と言われ、恐る恐るお水を飲みましたが、おしぼりの使い方が分からず、会計時にその用途を教わりました。
お米に異物が入っていない
ある日妻からご飯を炊いておいてほしいとのLINEが来ました。いつもの感覚で、テーブルに新聞紙を敷き、お米を広げて異物を探しました。どんなに探しても何も出てきません。そのうちに妻が帰宅し、現状を話したところ、大笑いしながらそれは日本ではあり得ないことだよと言われました。母国では砥石でお米の表面を削って精米する技術しか無く、必ずと言っていいほど石がお米に混ざっていて、どんなに目がいい人でも、お米と同じ白色の石なら見つかりません。それがそのまま調理され、噛んでいるときに歯にあたり歯が折れる人も少なくないです。歯が折れたのは仕方ないですが、その後しばらくの間はご飯を食べることに抵抗が出てきます。日本のお米に異物が入っていないことを知った日から、いずれその精米技術を母国へ輸出したいなと思っています。
石鹸のようで食べ物
ある日帰宅後冷たい飲み物を飲もうと冷蔵庫を開けたら、袋詰めにされた石鹸のようなものが入っていました。妻に「なぜ石鹸まで冷蔵庫に入れるの?」とLINEしたところ、それはお餅だよと返事が来ました。固形石鹸が主流の国から来た私にはどう見ても石鹸にしか見えませんでした。
国民全員が同じ言葉で話す
130以上の民族からなる国で生まれ育ち、母国語以外の言葉がしょっちゅう聞こえてくる環境だったのですが、日本では様々な方言があるものの、全員が同じ日本語で話すことに驚きました。
やはり、島国だなと感じました。
時間ぴったりに動く交通機関
どの交通手段を使おうが、ちゃんとした時刻表があり、その時刻表通りに動いていることに驚いているうちに、ちょっとでも遅れるとイライラする人が出てくるのを見てもっと驚きました。母国のように時刻表を一切掲示しなければ、そもそも遅れていることに気づかないのでは?と当時は思ったのですが、やはり、どんどん便利さを求める日本社会には時刻表は欠かせないのだと感じました。
ラーメンの麺は全部食べてスープは残す
これは麺をすすって食べられないからかもしれませんが、ラーメンのスープは何時間も仕込んで作られることから、他のスープ料理と比較しても、私たち外国人にとってあんなにおいしいスープは他にありません。私はもったいない意識が強いため、麺もスープも残さず食べてしまいますが、外国人にとって日本料理の中でラーメンがずーっとベスト1位を維持出来ているのはそのスープのお陰であることは皆さんはご存じだったでしょうか?
上記の他にも入学時期の違いや、みんなが一気に大人(成人)になれること、宗教的に関係無いのにも関わらず、Xmasが大いに祝われることなどがありますが、長文になるため、また今度にさせて下さい。
2023年8月 DM