2021年2月 ヘアドネーション

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年末から年明けにかけて一気にコロナの感染者が増え、再び緊急事態になってしまいました。

あまり外出することもなく新しい出来事もないので、ちょっと前の話題を。

昨年コロナ禍が始まってしばらく美容院に行けなかったため髪が伸びすぎてしまい、その機会にヘアドネーションをしてみました。

ヘアドネーションは、病気などを理由に頭髪を失った方のためのウィッグを作る目的に自分の髪を切って寄贈することです。

最近やっている方も多く、弊社でも私以外に寄付された方がいらっしゃいます。

元々興味があったのですが、大きな動機の一つは仲の良い友人が寄付したことでした。

彼女が寄付をしたのは、彼女の姉君(故人)がガンになり抗がん剤の治療を始める前に、「どうせ抜けてしまうなら役に立ちたい」と髪を寄付したことがきっかけだったそう。

私にとってもその姉君は学校の先輩で、兄の同級生だった方なので、その話には大きなインパクトがありました。

私の場合、そもそも髪が伸びるのが早いので切ることに抵抗がなく、切った後の髪が捨てられてしまうのであれば役に立ててもらった方が良いですし。

決心してからは美容院探しをしました。

ヘアドネーション対応美容院だと、切った後は美容院が提携団体に送ってくれるので便利なのですが、私が通常通っている美容院では対応をしていませんでした。

それでも運良く近所で見つけることができたので、切る前に話を聞きに行くと、ドネーション対応の長さは31cmからで、その時点の私の髪の長さだと顎くらいまで切るとのこと。

思ったより沢山切るので一瞬怯んでしまいましたが、予約を入れて後日断髪。

切ってしまえば頭は軽いし、洗うのは楽だし、快適そのもの!

ただ、髪が長いとバレないのですが、実は私はクセが強くて短くなると跳ねまくり、しばらくは毎日鏡を見ながら笑っていました。

切った後「受領書、要りますか?」と聞かれたので、ちゃんと届いたか一応もらっておこうと思い「要ります」と答えたところ、届いたのはthank you cardとブリーリボン。

「受領書」と言われたので、てっきり宅配便の送り状みたいなものが届くのかと思い、最初「要りません」と言ってしまったのですが、こんな可愛いカードをもらえるなんて嬉しいサプライズでした

私が寄付した団体はJapan Hair Donation & Charity (JHD&C)という団体で、もしこちらにドネーションされる方がいらっしゃっるなら、髪を受け取った「受領書」をもらうように申請するとこのカードが送られてきます。

しかし、あんなに日常生活が我慢できないくらい伸ばしても31cmはショートウィッグ用なのだそう。
これは髪を折り返して使用するからとのことで、セミロング、ロングだと50cm、60cm必要ということです。
さすがに50cm、60cmはなかなか難しいですが、またお籠り期間に入ったので、もう一周いってみようかとも考えています。

2021年2月 MN