2024年8月 今、この瞬間に集中する選手たち
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- 2024年2月 ランニングのすすめ
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- 2023年12月 リッチに貸そうかな、まああてにすんな…
- 2023年11月 デジタル化のハザマの学生時代
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- 2022年5月 近い未来の電池
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- 2022年2月 ご近所のパワースポット
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- 2021年11月 最近の気分転換
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- 2021年8月 ワクチン接種
- 2021年7月 今日の学びは明日の『蓄え』
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- 2021年1月 歳を取るということ
- 2020年12月 巣ごもりからGOTO
- 2020年11月 スポーツのない日々
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- 2020年8月 禁止への侵犯、かも?
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- 2020年6月 リチウム化学製品はどこから来る?
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夏も本格化してきた今日この頃、パリで行われるオリンピックの報道が日常に賑わいを与えている。
学生時代は長らくスポーツに勤しんできた私も、ハラハラドキドキしながら、選手たちが勝負の一瞬のためにどれだけの努力を積み重ねてきたのだろうと思いを馳せつつ、ときに感情移入しながら楽しませていただいている。
一つ話題になったのは柔道の阿部詩選手。
東京オリンピックで史上初めて、兄弟同日の金メダルを獲得し、今回も優勝候補と目されていた中で残念ながら2回戦敗退となった。
連覇へのプレッシャーや自分への期待もあったのであろう、敗退後は会場で立てなくなるほど涙していた姿は強く印象に残った。「すべてをかけてこの1日のためにやってきたので、負けた瞬間は冷静に自分を保てなかった」という言葉が、この大会にかけた決意を物語っていた。
時に日本は「恥の文化」といい、人前で感情をさらけ出すことをよしとしない風潮があるように感じられる。その言葉をなぞるように、SNS上では一家言を持つような声もあったようだ。武道家としての心意気や伝統を重んじることも時には必要かもしれない。
ただ、この4年間の努力、周囲の期待・プレッシャー、そして覚悟や決意は、その環境に立たされた選手本人にしかわからない。阿部選手が流した涙は、プレッシャーから一時自分を解放し、次へ進むための重要なステップだったのかもしれない。
阿部選手とは比較にもならないが、かくいう私も、会社と家庭からのプレッシャーを背に(!?)、最後に笑って泣けるような(!!?)会社員生活を送るべく日々営業活動に勤しんでいる。さて、売上を10倍にする営業戦略でも練ろうか。そういえば夏の予定も嫁にプッシュされてたな。え、サッカーの試合がこれから…?とりあえず作業は明日でいいか。
2024年8月 KO